2006年02月

2006年02月22日

コセ

コセ
この時期写真の“コセ”がよくとれる。

コセというのはこの地方の呼び方で、金時鯛、ゴスなどと呼ばれている。

体長は10cm〜20cmで顔が大きい。体は厚い皮におおわれていて、うろこは小さいがかたくてがさがさしている。

この魚は海底近くにいるようで定置網にはあまりかからない。とってくるのは刺し網と言って、小型の網を沈めておき、1日後に閉めにいく漁法である。

ちなみにこの時期刺し網には多くのめずらしい魚がかかる。ヒラメ、ホウボウ、アンコウ、ウチワエビ、テナガエビなどである。

コセは焼くととてもおいしい。厚く硬い皮は食べられないので、皮が黒くこげるまで焼くと身はほくほくしてとてもおいしい。身離れが良いので食べやすいのもうれしい。

この時期できるだけ仕入をしてくるので、ご来店の際はお試し下さい。


2006年02月15日

笠雲(かさぐも)

笠雲
富士山に巨大な笠雲がかかった。

天気が下り坂の証拠である。それにしてもこの笠雲はとても大きく高い所までのびていた。

ここ2日うちの周りはとても暖かく、春を通りこして初夏の陽気である。とても2月中旬の気候ではない。全くこの冬はいろいろなことがある。でもこの暖かさも明日雨が降るとなくなり、平年並みの気温に戻るそうだ。

この時期は寒くて大変だけど、この寒さがなければいろいろな影響がでる。やはり寒いときは寒く、暑いときは暑くなければならない。

うちの窓から見える富士山もいろいろと姿を変える。雲の様子も季節や天気でいろいろ変わる。笠雲はなかなか見られないけれど、天気を教えてくれる面白い雲である。

また、めずらしい雲が見られたら報告します。


2006年02月06日

道了さん詣で

道了山
休日を利用して神奈川県の南足柄市にある大雄山道了尊最乗寺にお参りしてきた。

道了さんの最乗寺は曹洞宗の寺院で永平寺に次ぐ大寺院であり、全国から修行僧が集まる。道了さんのある南足柄は昔話の金太郎の舞台として知られており、その広大な境内には樹齢500年以上の杉の木がたくさんある。天狗信仰があり、いかにも天狗が出てきそうな所である。

我が家では2月と6月の年2回道了さんに行って来る。すでに30年以上続く年中行事になっている。私も家業を継いだ14年前から続けて行っているが、祖母、父、母がそれぞれ家内安全、商売繁盛を願ってお参りを続けてきた。写真のように石段が数百段あり、すでに祖母と父は行けなくなった。

今日は一番下の保育園児の息子を連れて、母と妻、手伝ってくれるおばさんと5人で出かけた。

標高が高いため、気温が低く、日陰には雪が残り、氷もはっていた。土のところは霜柱が立ち息子は喜んで踏んでいた。

冷たい空気と、お寺の荘厳な雰囲気と平日で参拝者もまばらなためにしーんとした静けさがなんともいえない清らかな気持ちにさせてくれる。

毎年ここに来続けているが不思議と明日から頑張ろうという気持ちが湧いてくる。祖母が、父が、母が皆、同じ気持ちでここに来ていたのだと思う。

さあ、明日からがんばろう!


2006年02月03日

めじろ

めじろめじろが来た。

左の写真を大きくしてよく見ると、白い車の上と、右に小さな鳥が見えると思う。めじろである。もう少しズームのきくカメラならはっきり写るだろうが私のカメラではこれが限界である。

この時期、晴れて暖かな午前中、めじろがビワの花をついばみにやって来る。その数約30羽。チイチイとかわいい声で鳴きながら、枝から枝を飛び回り、花をついばむ。毎年のこの時期の光景である。

私が子供のころ、よくめじろをつかまえた。父がめじろをかっていたので一緒にとった。ちなみに由比町内にはめじろを飼っている人が多い。益鳥なので県知事の許可が必要であるが、父も10羽くらい飼っていた。同じように見えるが、鳴声が違う。いい鳴声のめじろを求めて新しいめじろをつかまえるのである。

とり方はこうだ。ビワの枝にみかんを半分にきって何個かつけておく。とりもちを細い竹につけて、みかんを食べに来た時にとまるだろうという所においておく。おとりのめじろを籠に入れて近くにおく。準備完了で、少し離れた物影で待っている。おとりの声につられ、みかんの香りに誘われて、こちらが思ったとおりにかかったときにはとてもうれしい。

捕まえためじろは全部飼うわけではない。鳴声がチューというやつは逃がす。チーというやつは飼っていくといい声で鳴くのでとっておく。チーかチューか聞き分けるのはそれほど簡単ではない。そんなことをしていた記憶がある。

父はうぐいすも飼っていた。うぐいすはホーホケキョと鳴くが、一年中そう鳴いているわけではない。春になるとそう鳴く。それまではキョキョと鳴く。うぐいすがどこで春を見分けるかというと、日照時間の長さである。日が長くなると春が来たことを感じ、めすを求めてきれいな声で鳴き出す。

だから父は正月にホーホケキョと鳴かせるために、12月中旬から夕方、電気の下にうぐいすを置く。少しずつ時間を長くしていくとうぐいすは春が来たと思い正月に鳴き出す。

うぐいすも最初は上手に鳴けない。ホーホケキョときれいに鳴くには練習が必要で何度も鳴きながら上手になっていく。

今は父も年をとって、めじろ、うぐいすは飼っていない。この時期めじろを見ると子供のころを思い出す。自然の中で学んだことは多かった。こんなことを子供たちにも伝えていきたい。


 


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