2005年11月07日
立冬の富士山

今日は立冬。暦の上では冬である。今朝は昨日からの雨も上がり、気持ちの良い青空だった。青い空の中に昨日の雪をすっぽりかぶった富士山が悠然と見えていた。
10月中旬に初冠雪が見られたがその日のうちにとけて、その後は多少雪が降ったようだが、ほとんど雪がない富士山だった。11月なのに雪がない富士山もめずらしいと2〜3日前に話していたところだったが、立冬にしてようやく雪をかぶった本来の富士山が見られた。
でも、今日の日中は気温が高く、冬とは名ばかりで夏日になった。
海の中も夏が続いているようだ。
11月3日に解禁になった桜えびだが、本来この時期は夏に生まれた小さめのえびが獲れるのだが、ここ2日間に獲れたえびは頭の後ろが黒く、殻もかたく、大きさも非常に大きい大人のえびだった。
桜えびの寿命は約1年で、夏に生まれ、翌夏に産卵をして死ぬ。このため夏の間は禁猟期になっている。それが今年はいまだに大きいえびがほとんどである。このえびが産卵を済ませているのか心配になるくらいである。
今日は波が高かったため、桜えび漁はお休みになった。次に出る時は、どんなえびになっているのか楽しみである。