2010年07月13日
大木コーチごくろうさん会
サッカーワールドカップ日本代表の大木武君が清水に帰ってきたので、出発前と同じように同級生でごくろうさん会をうちの店で行った。うちの5年生の長男も夜中に起きて一生懸命日本代表を応援していたので、大木が来たので写真を撮ってもらった。「おれを撮ってもしょうがないぞ」と言いながら笑顔で応じてくれた。
勝てば官軍。彼はそう言った。代表は勝って、ベスト16になり、決勝トーナメントでもPK戦での惜敗となり、結果的に良い形で終わることができた。
でも、日本代表が変わったわけではない。大会前、連敗していた時も今も同じである。ただ、目の前の試合に勝つための最善の方法をとる。勝負をする者には当然のことである。
カメルーン戦は勝たなければならない試合だった。ただ、勝てるかどうか分らなかった。しかし、カメルーンは日本をなめてきたのがわかったそうだ。そして勝った。これで流れが変わった。
オランダ戦は負けたが、デンマーク戦、勝てると思っていたという。しかし、キックオフから10分間はおおあわてだったようだ。でも、本田と遠藤のフリーキックでデンマークがあわててくれた。これで勝てた。
大木は独自の視点を持っている。岡田監督に認められたのもその点だ。
去年のオランダ遠征のあと、大木は中村俊輔の状態が良くない、と言った。また、今回の出発前、チームの中心は誰かと聞くと長谷部だと、長谷部のサッカーに取り組む姿勢がすばらしいと言っていた。
今回の試合では、中村は先発から外れた。ゲームキャプテンは長谷部になった。結果的に大木の言っていたとおりになった。
でも彼は言った。決めるのは監督だと。
清水エスパルスでアルディレス、ぺりマンといった世界的に著名な監督の下で、NO.2でいたことが大きな経験になっている。そして、エスパルス、ヴァンフォーレで監督をしていたことがもっと大きいと言っていた。
今回、代表チームに同行して、代表として世界と戦うための細かなことを学んだという。しかし、コーチはどこまで行ってもコーチである。
コーチの時はチームの勝利にコーチの力が3割くらいは必要だろうと思っていたそうだ。しかし、監督になってみるとそれは1%にも満たないと感じたそうだ。
それは役割がちがうから。今回はそこを割り切ってコーチに徹した。すべては監督のために、そして責任は監督にあると割り切って。
小さなチームでいいから監督がやりたい。日本中が注目する代表のとても目立たないNO.2を経験して彼の視野も広がったようだ。
今は無職になってしまい、これから就活をする立場だか、いつか近い将来、大木が日本を代表する監督になると確信した。
そして、人を率いる立場として、とても勉強になった。
いろいろな意味でありがとう、そしてごくろうさん、大木武。
kurasawaya at 23:57
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